【セブ島・起業】セブ島留学をしてから起業するまでの1年間の話

現地日本人ブログ

こんにちは、セブルートエージェント代表の和久井港(@misanwakui)です。

当記事では、セブ島留学をきっかけにフィリピン・セブ島に関わるビジネスを始めるまでの経緯と考えたことなどをご紹介していきます。留学中には、将来的に起業をしたいという方と多く出会い、実際に起業した人も多くおります。

もくじ

  • セブ島の人件費について
  • フィリピンでの会社設立と日本での会社設立
  • 考えたビジネスモデルと実際に運用してみて
  • まとめ

セブ島の人件費について

私がセブ島留学をしたのは2017年の3月です。今からちょうど2年前になります。

それが初めてのフィリピン上陸だったわけですが、物価の安さと人件費の安さにはかなり魅了されまた。むしろそれが理由でセブ島で出来そうなビジネスを考えはじめたくらいです。

当時の語学学校の先生の給与は日本円で約2~3万円程度、それでも外資系だから普通の職業よりは高級とされていました。2019年の今でも、やはり外資系語学学校の給与はそのほかの企業に比べて良いとされています。

その当時私が構想していたビジネスは日本の大学生に向けた「ファッションレンタル」でした。

だからフィリピンの物価と人件費から、フィリピンで服を生産し日本に輸入してしまえばいいのではないかと考えました。つまり、洋服の工場建設と貿易事業です。

その後日本に戻り、CA(サイバーエージェント)の投資担当者と会い、ファッションレンタルビジネスへの出資を依頼したのですが、回収までの道筋が不透明であるという理由から断られてしまいまして、現在に至るまで始められていません。よくよく考えた結果、現実的に不可能なことが多くあり、もっと遠い将来に始めようと考えています。

①フィリピン・セブ島の人件費(語学学校)は外資系企業だと約3万円程度(2019年現在)
②フィリピン・セブ島の人件費(ウェブエンジニア)は外資系だと3万円~5万円が相場(2019年現在)

※語学学校の先生の場合、オフラインよりオンライン講師の方が高い傾向がある。

フィリピンでの会社設立と日本での会社設立

2018年4月に日本で会社を設立しました。当初フィリピンに登記する予定だったのですが、フィリピンでの会社設立はかなり煩雑です。なんでも役場の人間によってルールが異なる場合があるとかないとかで、多くの外資系企業は現地の弁護士に依頼しています。

その弁護士費用もピンキリだそうですが、まともな弁護士だと数万円程度で依頼できるそうです。

弁護士の知り合いは愚かセブ島に日本人の知り合いが一人もいなかった当時の私にとって、フィリピンでの法人登記はかなり難易度の高いものでありました。ということで、日本で登記するに至ります。

日本での起業は、かなり簡単です。初めてでも3週間程度で出来てしまいます。設立登記に関しては、freeeという会社の会社設立ソフトを使用しました。

合同会社の設立であれば、資本金+60,000~80,000円です。

考えたビジネスモデルと実際に運用してみて

ファッションレンタルが破談になってしまったのちに考えたのは、オフショア開発でした。

実際にセブ島にはすでに多くの日系オフショア企業が存在しており、ベトナムの次のオフショアホットスポットになりそうな予感がありました。ということで、オンライン英会話「ネイティブキャンプ」で知り合った先生にエンジニアを紹介してもらい、日本とセブでしばらくリモートワークをこなしていきました。

そのエンジニアはセブ島でもっとも優秀とされているサンカルロス大学を首席で卒業するような人間で、確かに実力もその後採用したエンジニアとは比ではないくらい優れていました。

しかし、問題が発生してしまいます。

彼は自分への待遇をアクセンチュアと同等にしなければ働かないと駄々をこね始めたのです。

小資本の弊社がアクセンチュアと同じ待遇など出来るわけがないということで交渉に交渉を重ねた結果、彼はアクセンチュアへ就職することにしました。つまり、私はエンジニアを失ってしまったのです。

その後またネイティヴキャンプの先生にFBでエンジニア採用を呼びかけてもらい1名採用するに至りましたが、そもそもエンジニアとしての実力がイマイチだったため、当初決めていた分の給料を支払ったのち辞めてもらうことにしました。

ということで、オフショアビジネスは営業を始める前に没。

私は会社を設立する前に個人事業主としてwebエンジニアをやっておりました。その時は中国人と日本人のエンジニアと業務提携をして開発していたのですが、その際は結構うまく行っていたのでフィリピンもいけると思っていたのですが、ダメでした。

個人の性格にもよるので一概には言えませんが、国民性というものは本当に存在します。それをどううまく攻略して行くのか、マネジメントがかなり難しい部分です。

まとめ

セブ島に関わる全てのビジネスが失敗に終わっているので参考にはならなかったと思いますが、実際これが現実の話です。で、今大きな企業を経営している方も創業当時は私が話した以上の苦労を経験しているはずです。

起業家になりたい方や、起業に憧れている方は起業すると気がつくことが多くあると思います。なんか全然サイバーエージェントみたいにキラキラしてないし、ZOZOの社長みたいに女優と付き合える訳でもない。

でも彼らも失敗につぐ失敗を経験しての今です。私が尊敬する人物の一人であるウィンストン・チャーチルの名言を紹介して終わりたいと思います。

成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。
Success is stumbling from failure to failure with no loss of enthusiasm.